古事記 上卷 湏賀の宮(スガノミヤ) -1

故是以
カレココヲモチテ

其速須佐之男命
ハヤスサノオノミコト

宮可造作之地
ミヤヲツクルベキチヲ

求出雲國
イズモノクニニモトメキ

爾到坐須賀
シカクシテ スガノチニイタリマシテ

地而詔之
ノリタマハク

吾來此地
アレ コノチニキテ

我御心須賀須賀斯而
アガミココロ スガスガシ

其地作宮坐
ソノチニミヤヲツクリテイマシキ

故其地者於今云須賀也
カレ ソノチハ イマニスガトイフ

茲大神
コノオオカミ

初作須賀宮之時
ハジメ スガノミヤヲツクリシトキニ

自其地雲立騰
ソコヨリ クモタチノボリキ

爾作御歌
シカクシテ ミウタヲツクリキ

其歌曰
ソノウタニイハク


夜久毛多都
ヤクモタツ

伊豆毛夜幣賀岐
イズモヤエガキ

都麻碁微爾
ツマゴミニ

夜幣賀岐都久流
ヤエガキツクル

曾能夜幣賀岐袁
ソノヤエガキヲ


於是喚其足名椎神
ココニ ソノアシナヅチノカミヲメシ

告言
ノラシテイヒシク

汝者
ナハ

任我宮之首
アガミヤノオビトトマケム

且負名號稻田宮主須賀之八耳神
マタ ナヲオホセテ イナダノミヤヌシ スガノヤツミミノカミトナヅケキ


カレ

其櫛名田比賣以
クシナダヒメヲモチテ

久美度邇起而
クミドニオコシテ

所生神名
ウミマセルカミノナヲ

謂八嶋士奴美神
ヤシマジヌミノカミトイフ

又娶大山津見神之女
マタ オホヤマツミノカミノムスメ

名神大市比賣
ナハ カムオホイチヒメニミアヒテ

生子
ウメルコハ

大年神
オオトシノカミ

次宇迦之御魂神
ツギニ ウカノミタマノヲウミマシキ

「八雲立つ〜」の石碑


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