古事記 上卷 伊邪那美の神避り -2

故爾伊邪那岐命詔之愛我那邇妹命乎
シカルユエニ イザナギノミコトノラサク コノウツクシアガナニモノイノチカナ

謂易子之一木乎
コノヒトツキニカフトイフカナ

乃匍匐御枕方
スナハチ ミマクラノカタニ

匍匐御足方而哭時
ハヒミアシノカタニハヒテ スナハチナキタルトキ

於御淚所成神
ミナミダストコロニオイテカミナリ

坐香山之畝尾木本
カグヤマノウネビノキノモトニマシ

名泣澤女神
ナハ ナキサワメノカミ


カレ

其所神避之伊邪那美神者
ソノカムサリシトコロノイザナミノカミハ

葬出雲國與伯伎國堺比婆之山也
イズモノクニトホウキノクニトヲサカフヒバノヤマニハブルナリ

比婆山




このブログの人気の投稿

古事記 上卷 神生み -4

古事記 上卷 幷序 第参段 古事記の成立 -1

古事記 上卷 幷序 第弐段 古事記撰録の発端 -5

古事記 上卷 三貴子の誕生 -2

古事記 上卷 禊祓 -3

古事記 上卷 幷序 第壱段 古伝承とその意義 -2

古事記 上卷 八俣の大蛇退治(ヤマタノオロチタイジ) -2