古事記 上卷 天の石屋戸(アメノイワヤト) -1

爾速須佐之男命
ココニハヤスサノヲノミコト

白于天照大御神
アマテラスオホミカミニマヲシタマハク

我心淸明
アガココロキヨクアカシ


カレ

我所生子
アガウメリシミコ

得手弱女
タワヤメヲエツ

因此言者
コレニヨリテマヲサバ

自我勝
オノヅカラアレカチヌ

云而
トイヒテ

於勝佐備此
カチサビニ

離天照大御神之營田之阿
アマテラスオホミカミノミツクダノアハナチ

埋其溝
ミゾウメ

亦其於聞看大嘗之殿
マタソノオホニヘキコシメストノニ

屎麻理
クソマリチラシキ


カレ

雖然爲
シカルナストイヘドモ

天照大御神者
アマテラスオホミカミハ

登賀米受而告
トガメズシテシカルニノリタマフニ

如屎
クソノゴトキハ

醉而吐散登許曾
エヒテシカルニタグリチラストコソ

我那勢之命爲如此
アガナセノミコトコノゴトクスレ

又離田之阿
マタタタノアハナチ

埋溝者
ミゾヲウムハ

地矣阿多良斯登許曾
ツチホコリアタラシトコソ

我那勢之命爲如此
アガナセノミコトコノゴトクスレ

登詔雖直
トノリタマフトイヘドモタダ

猶其惡態不止而轉
ナホソノアシキサマヤマズシテシカルニカヘリテ

天照大御神
アマテラスオホミカミ

坐忌服屋而
イミハタヤニイマシテシカルニ

令織神御衣之時
カムミケヲオリシメシノトキ

穿其服屋之頂
ソノハタヤノイタダキヲウガチ

逆剥天斑馬剥而
アメノフチコマヲサカハギニハギテシカルニ

所墮入時
オトシイルトコロトキ

天服織女見驚而
アメノハタオリメミオドロキテシカルニ

於梭衝陰上而死
ヒニテホトヲツキテシカルニシセリ

スサノオノミコト



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