古事記 上卷 因幡の白兎(イナバノシロウサギ) -2

菟答言
ウサギコタヘテイヒシク

僕在淤岐嶋
ヤツカレハオキノシマニアリ

雖欲度此地無度
イヘドモコノチニワタラムトオモヘドワタリナク

因故欺海和邇言
カニヨリテウミノワニヲアザムキテイハク

吾與汝競
アレハイマシトキホヒテ

欲計族之多小
ウガラノオホカルカスクナカルカハカルヲホル

故汝者隨其族在悉率來
カレ ナレハソノウガラアルヲシタガヘコトゴトヒキイキテ

自此嶋至于氣多前
コノシマヨリケタノニオイテマデ

皆列伏度
オノオノヲツラネフセワタセ

爾吾蹈其上走乍讀度
ココニアレハソノウエヲフミハシリツツヨミワタリ

於是知與吾族孰多
ココニオイテアガウガラトイヅレノオホカルカヲシラムトスト

如此言者
コノゴトクイヘバ

見欺而列伏之時
アザムカエミテシカルニツラネテフシシノトキ

吾蹈其上讀度來
アレソノウエヲフミヨミワタリキタリ

今將下地時
マサニツチニオリムトセシトキ

吾云汝者我見欺言竟
アレイハクイマシハアレニアザムカエミヌトイヒヲヘテ

卽伏最端和邇
スナワチフシシモトモハシノワニ

捕我悉剥我衣服
アレヲトラヘアガキヌヲコトゴトハギキ

因此泣患者誨告
コニヨリテナキワヅラヘバ

先行八十神之命以浴
サキニユキシヤソカミノミコトヲシヘノリシコトヲモチイテ

海鹽當風伏
ウミノシヲヲアビカゼニアタリフシキ

故爲如教者我身悉傷
カレノリノゴトスレバ アガミコトゴトニヤブレキ

因幡の白兎


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