古事記 上卷 幷序 第参段 古事記の成立 -3

大抵所記者
オオカタシルセルハ

自天地開闢始
アメツチカイビャクヨリハジメテ

以訖于小治田御世
モチテオハルタノミヨニイタル


カレ

天御中主神以下
アメノミナカヌシノカミ シモツカタ

日子波限建鵜草葺不合尊以前
ヒコナギサタケウガヤフキアエズノミコト サキツカタ

爲上卷
カミツマキトナシ

神倭伊波禮毘古天皇以下
カムヤマトイワレビコスメラミコト シモツカタ

品陀御世以前
ホムタノミヨ サキツカタ

爲中卷
ナカツマキトナシ

大雀皇帝以下
オホサザキノミコト シモツカタ

小治田大宮以前
オハリダノオホミヤ サキツカタ

爲下卷
シモツマキトナシ

幷錄三卷
アハセテミツノマキニシルシ

謹以獻上
ツツシミモチテタテマツリアゲル

臣安萬侶
ヤツカレ ヤスマロ

誠惶誠恐
セイクワウ セイキョウ

頓首頓首
トンシュ トンシュ

和銅五年正月廿八日
ワドウゴネン シヤウグワツ ハツカアマリヤウカ

正五位上勳五等太朝臣安萬侶
イツノクライノカミ イサヲノイツシナ オホノアソミヤスマロ

八雲立つの石碑





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