古事記 上卷 三貴子の誕生 -2


カレ

各隨依賜之命
オノモオノモヨサシタマヘルミコトノマニマニ

所知看之中
シロシメスナカニ

速須佐之男命
ハヤスサノヲノミコ

不知所命之國而
ヨサシタマヘルクニヲシラサズテ

八拳須至于心前
ヤツカヒゲムナサキニイタルマデ

啼伊佐知伎也
ナキイサチキ

其泣狀者
ソノナキタマフサマハ

青山如枯山泣枯
アオヤマヲカラヤマナスナキカラシ

河海者悉泣乾
ウミカワハコトゴトニナキホシキ

是以惡神之音
ココヲモチテアラブルカミノオトナヒ

如狹蠅皆滿
サバヘナスミナミチ

萬物之妖悉發
ヨロズノモノノワザハヒコトゴトニオコリキ


カレ

伊邪那岐大御神
イザナギノオホミカミ

詔速須佐之男命
ハヤスサノオノミコトニノリタマハク

何由以
ナニトカモ

汝不治所事依之國而
ミマシハコトヨサセルクニヲシラサズテ

哭伊佐知流
ナキイサチル トノリタマヘバ

爾答白
マヲシタマハク

僕者欲罷妣國根之堅洲國故哭
ワレハハハノクニ ネノカタスクニニマカラムトオモフガユエニナク

爾伊邪那岐大御神大忿怒詔
ココニイザナギノオホミカミイタクイカラシテ

然者汝不可住此國
シカラバミマシコノクニニハナスミゾ トノリタマヒテ

乃神夜良比爾夜良比賜也
スナハチカムヤラヒニヤラヒタマヒキ


カレ

其伊邪那岐大神者
ソノイザナギノオホミカミハ

坐淡海之多賀也
アフミノタガニマスナリ

出雲國一之宮 熊野大社


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